ここ何日間か赤ちゃんのうんちが出てないんだけど…もしかして便秘⁉︎
赤ちゃんには、◯日間出ないと便秘です!という定義は実はありません。
大人でも便秘で結構悩んでいる方もいますが、子どもの排便の状態も気になりますよね。特にオムツ替えをしょっちゅうしてる時期の赤ちゃん‼︎なんでって排便の様子がイヤでも分かってきちゃいますもんね(^^;
ついついその数えてしまう、“何日間うんちが出ていない“と言う日にちは数えなくても大丈夫!
赤ちゃんには赤ちゃん特有の便秘になってしまう原因があるのです。
そんな便秘気味になってしまう原因と少しでもスッキリできる解決策をこの記事では紹介していきます。
赤ちゃんの便秘に何日という定義はない
赤ちゃんの便秘は何日からと言う決まりは特にありません!
便秘を疑う場合は何日出ていないという日にちこだわるのではなくて、どのような状態かどうか下を参考にチェックしてみましょう。
- 目安とされている回数より排便が少ない
- どことなく機嫌が悪い
- うんちがコロコロしている、いつもより固い
- 母乳やミルクの飲み具合がいつもより少ない
赤ちゃんが便秘かどうかは何日出ていないかと言うより、上の状態を普段の様子と比べてみることが大切です。
また、とにかく腸内に溜まっているであろう便を外に出してあげることが何より大事なことになってきます。なので、赤ちゃんが排便をしたいサインを見逃さないことも便秘にならないことへのポイントになってきます。
それではどんなサインがあるのか、また後で見ていきましょう‼︎
赤ちゃんの便秘の原因
- 赤ちゃんの身体のメカニズム
- 水分不足
赤ちゃんが便秘、便が出にくくなる原因は大きくこの2つだと言われています。中には成長過程で仕方がない点もあるので、どうして便が出にくくなってくるのか?知っておくと不安にならずにその状態と向き合えるかと思います。
赤ちゃんの身体のメカニズム
生まれてきたばかりの赤ちゃんは、まだまだ内臓の働きが弱いことと、内臓の位置のバランスも取れていません。なので、腸の位置が少し偏っているために排便がしにくくなっているというのが原因のひとつとして考えられます。
内臓の位置のバランスなんて、簡単に調整できるものではないでしょ〜
乳幼児期の内臓のバランスと言われているものは大半が病的なものではなく、そもそもの身体のメカニズム的な部分が要因となっているものですので、特別何かをしてそのバランスをどうにかしなくてはいけない訳ではありません。
なので、赤ちゃんなら必ずやって通る過程の中にそのバランスを整えていく動きがあるのです。それは記事の後半でご紹介しますね♪
あとまた、生後2~3カ月ぐらいの赤ちゃんは、消化機能が発達し便が溜められる状態になるので、一時期便秘になりやすい時期です!
なので時期的にと仕方がない場合もあるので、こういったことがありうると言うことも頭にいれておくと安心ですね♪
月齢別の原因をここのサイトさんは細かく教えてくださってるので、とても参考になりますよ!
https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=26653
水分不足
あと便秘の多くに考えられるのは、水分不足です。水分不足になると便が固くなってしまい、まだ出す力が不十分な赤ちゃんにとっては排便しにくい状態になってしまいます。
ちょっと固いかなと思う時には、いつもより多めに水分を取らせるといいでしょう。おしっこの回数とかから、判断してもいいですね!
赤ちゃんが便秘?!おならばかりしているなどのサインは見落とさずに
- 機嫌が悪い
- 下腹部が張っている
- おならばかりしている
- 両足をよくあげている
- 母乳やミルクの飲みっぷりが悪い
まだ話すことの出来ない赤ちゃんに限って何かを訴えたい時は、親がサインをしっかりと受け取ってあげることがとても大事なことになってきます。
排便をしたい時に出せないことが続いてくると便秘の症状へ繋がっていくことも十分にあることなので、“うんちを出したいよ〜”と言うサインをしっかりと受け止めてあげましょう。
機嫌が悪い
授乳・ミルクをあげたり、オムツも変えた、抱っこもしているのになんかいつもと違ってグズグズ、なんてことありませんか?
発熱など、体調が悪そうなところが見当たらなければ、それは腸に便が溜まっていてそれとなく不快な気持ちになっている時かもしれません。
下腹部が張っている
赤ちゃんが空腹の時などに下腹部、おへその下を気にして見てください。
”あー、ちょっとパンパンだなぁ。”
”ちょっといつもより膨らんでるなぁ。”
と思うときは便が溜まっている証拠です。
おならばかりしている
赤ちゃんの消化器官はまだまだ未発達の状態で、日に日に発達していっています。なので、よくおならばかりするのは頑張って飲んだミルクを消化している証拠なので特に心配はありません!
ただ消化をしていると言うことはつまり、栄養としていらない物に関しては便として身体から外に出ようとしている働きも同時に起こってると言うことです。
なのでおならばかりしているのはうんちを出したいと言うサインと受け取ってくださいね。
両足をよくあげている
赤ちゃんってよく、お尻をあげて両足を頭の方にあげるポーズしませんか?
少し分かりにくいかもしれませんが、
こんなポーズです(笑)
このポーズって腸の部分に何か違和感を感じてしている時もあるんです!
腸の部分の違和感・・・、そう、それは腸に便が溜まっている時の状態がほとんどなのです‼︎
だからもし赤ちゃんがゴロゴロしている時に足を上げ始めたら、それは排便したいというサインのひとつです。
母乳・ミルクの飲みが悪い
普段の飲む量に比べると少ないと感じるときは、お腹に便が溜まっていて、食欲が減退しているからかもしれません。
生まれたばかりの赤ちゃんはまだストンと真っ直ぐ食道から腸の通り道がなっているので、飲んですぐ押し出されることがありますが、月数が経つにつれ、腸もカーブが増えてきて便もお腹に溜まりやすくなってきます。
よって、あまりお腹に便が溜まっている状態だと、お腹いっぱいのような感覚になるので飲む量に影響してきてしまいます。
赤ちゃんの便秘対策のためのマッサージやおすすめの方法
赤ちゃんの便秘を少しでも良くするためのオススメの解決方法がこちらです!
- 下腹部をマッサージする
- ハイハイをたくさんさせる
- こまめに水分補給をさせる
下腹部をマッサージする
赤ちゃんの下腹部を手のひらで優しくマッサージしてあげましょう。
あまり、マッサージと意識せず、あやしている、遊んでいる一貫として摩ってあげると赤ちゃんも自然と受け入れてくれると思います。
また、お腹に指先3本(人差し指・中指・薬指)の腹を当て微動させることによって、内臓のバランスをとる働きを促す効果もあるのでぜひやってあげてください!
注意点としては、母乳・ミルクなど食事をしたすぐ後に行うのはNG!食事後にする場合は最低でも30分ぐらい時間をあけてやってください。
ハイハイをたくさんさせる
ハイハイが出来る赤ちゃんには、よくハイハイをさせることがオススメです!
ハイハイの動きって実はいろいろな面で様々な成長を促す働きがあるのです。
先ほど、内臓の働きが弱い、また位置のバランスが取れていないと紹介しましたが、その働きを強くし、またバランスをとってくれる動きの一つがこのハイハイ。
赤ちゃんって知らぬ間に自ら身体のバランスを整える動きをしているのですね!いや、人間の神秘。素晴らしい。(笑)
最近、中にはハイハイをせずに歩く方が先にできたという赤ちゃんも良く耳にしますが、本当は出来るだけ長い期間ハイハイをさせた方が良いのです!!
なので我が家では旦那様とケンはしょっちゅう、リビングのテーブルの周りをハイハイ競争しておりました(笑)そのおかげもあって、うちの子は本当に便秘で悩んだことないのです!
こまめに水分補給をさせる
原因のひとつに水分不足が考えられるので、こまめに水分補給をさせることが大切です。
3カ月以上の赤ちゃんなら、母乳・ミルクではなくても、白湯や麦茶などでこまめに水分を取らせるとお母さんも少し楽だと思います!
脱水症状などの対策にもなりますので、特に小さいうちは気を付けて水分補給をするようにしてくださいね♪
まとめ
- 赤ちゃんの便秘には何日からという定義はない
そんな赤ちゃん便秘の主な原因は
- 赤ちゃんの身体のメカニズム
- 水分不足
それを少しでも解消していくには、
- 下腹部のマッサージをする
- ハイハイをたくさんさせる
- こまめに水分補給をする
ということが大切です!!
しかし、
- ぐったりしていて熱や嘔吐がある。
- 排便時に泣く。(痛みがあるため)
- 便がとても固く、出血も排便時にみられる。
といった症状等がある時は何かの病気が原因の可能性もありますので、病院で診てもらうようにしてください!
便秘というのはただ単に便が出ないというだけでなく、それを放っておく事で様々な病気、また精神や脳の発達に悪い影響を与えるケースもあります。
この詳細もまた後日、ブログで紹介させていただきますね!
それだけ排便をするというメカニズムは大切な事なのです。
赤ちゃんはまだ自力ではうまく出来ないことが多いので、私たちでその大切な働きを手助けしてあげましょう‼︎
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