ランドセルのチェストベルトって子供がいらないっていうから、なくても平気よね!
確かにランドセルのチェストベルトはいらないといっても間違いではありませんが、つけることで子どもが背負いやすくなります!
最近はランドセルを買う際に、チェストベルトがいるかいらないか選択する機会も。
このチェストベルトをすると、まだ肩幅の狭い低学年のときに起きやすいランドセルの肩ベルトのズレ落ち防止をし、背負いやすさをサポートしてくれます。
ただ、実際に使っている子どもが少ないため、つけたくないと言う子も多く、いらないと判断する親が半数以上占めているのが現状。
しかし肩ベルトがズレているまま背負うことでより重く感じてしまう状態が続き、姿勢が悪くなったりや肩に痛みを感じたりと、最悪登校自体にまで影響が出る場合も。
この記事を読んで、お子さんにとってチェストベルトが必要なのかどうか、チェックしてみましょう♪
チェストベルトは、いかに子どもが自分でつけ外しができるかが大事なポイント!
こちらの商品は、中央部分のボタンひとつで簡単に外せるので安心して使うことができますよ。
ランドセルのチェストベルトがいらないのは高学年から
ランドセルのチェストベルトがいらないというのは、高学年ぐらいの身体が大きくなってからの子どもに対しての考え方のひとつです。
チェストベルトは基本的に次のような観点からつけた方がいいと言われています。
- 肩ベルトがズレるのを防ぐので背負いやすくなる
- 重さが胸の方にも分散されるため軽く感じられる
- 背中にしっかりと固定されるので身体への負担が減る
これらのポイントをチェックしてみて、チェストベルトがいらないかどうか検討してみましょう!
肩ベルトがズレるのを防ぐので背負いやすくなる
チェストベルトをつけることで、肩ベルトがズレるのを防ぐことができるので、子どもは安定してランドセルを背負うことができます。
まだまだ身体の小さい低学年や、肩幅の狭い子は肩から肩ベルトがずり落ちてきてしまうことも多々あります。
また、片方だけでもズレると重さがどちらか一方に偏り、重さを感じやすくなる他にも、肩を痛めたり、姿勢が悪くなってしまったりすることに繋がるケースも。
チェストベルトをつけることで、肩ベルトの位置がしっかりと固定され、ずり落ちるということがほぼなくなります!
肩ベルトがしっかりと肩の上に安定して置けるようになるまでは、チェストベルトを使って背負いやすくしてあげて、安全に歩けるようにしてあげましょう。
重さが胸の方にも分散されるため軽く感じられる
ランドセルの重さが肩、背中の方だけでなく、胸の方にもかかるようになるため、多方向に分散されて背負ってる子どもは軽く感じることになります。
どうしてもランドセルの構造上、背中と肩といった場所だけに重みがいくため、ずっと背負っているとそこばかりに重さを感じてしまいます。
そうなると、後ろの方へ引っ張られないようにと無意識に姿勢前屈みになったり、腰痛を引き起こしたりすることにもつながります。
6年間、ほぼ毎日背負って通うわけですから、なるべく負担のかからないようにしたいですよね。そこで役立つのがチェストベルトなのです。
胸の辺りで両肩ベルトから止めるようにチェストベルトをすることで、その後ろにいきがちな重さの一部を身体の前へと分散してくれます。
実際、我が家の息子も始めはこんなのいらないかなという反応でしたが、いつの間にか自らこれを着けた方がなぜか軽いんだよね〜といって欠かせないアイテムになっています。
カチってすると、なぜか不思議とランドセル軽くなるんだよねっ!
背中にしっかりと固定されるので身体への負担が減る
チェストベルトでランドセルを固定することで、背中にもしっかりとフィットしてくれる形になるので、身体への負担がかなり軽減されます。
ランドセルが身体に合っていないと、筋肉痛や腰痛など、身体の不調を起こす原因になってしまいます。
最近では、こういった登下校時による身体の不調から、学校へ行きたくないという状態にまでなってしまう、ランドセル症候群という言葉があるほど問題になっています。
背中の部分が1番接する面が多いので、この背中とのフィット感というのがとても大切なポイントになってきます。
チェストベルトをすることで、重さが後ろだけに逃げることがなくなり、背中にしっかりと密着する形を作ってくれます。
しっかりと身体にくっついていれば、多少背負ったまま激しい運動をしたにせよ、ランドセルの重心がぶれずに動きやすくなるので身体への負担も軽減されます。
ランドセルのチェストベルトは後付けができる!
そんなに背負いやすさが変わるのなら、チェストベルトを試しておけばよかった…
大丈夫ですよ、ランドセルのチェストベルトは後付けができるものも売っています!
ここ最近、使用する子どもが増えてきているものの、まだまだ使っていない方が多いことから、子ども自体がつけることをしぶることも。
ただ、学校に通い始めて、とても重そうにしていたり、腰などが痛くなってきたりしているのなら、一度試しにつけてみることをおすすめします。
そこで、後付けできるチェストベルトをいくつか紹介しちゃいます♪
ふわりぃチェストベルトはズレにくさが1番のポイント
ふわりぃが出しているチェストベルトは、ズレにくいという点がおすすめポイントの商品です。
ふわりぃとは、クラリーノランドセルを最初に販売した老舗のランドセルメーカーです。
元々ふわりぃのランドセルタイプには肩ベルトに専用のレールになる部分がついていて、そこにはめて使うタイプのチェストベルトが付属されています。
しかし、このレールタイプのチェストベルトが外れやすいという声があがったことから、出てきた商品になります。
我が家の長男はふわりぃのランドセル購入で、レールタイプのチェストベルトを使っていますが、今のところ問題なく使えてますよ♪
そのため、肩ベルトへの装着はスナップボタンでベルトを巻きつけられるタイプとなっていて、ふわりぃ以外のランドセルにも装着可能となっています!
ランドセルによっては、少しズレることもあるようですが、取り外しが小学1年生のお子さんでも簡単にできるなど、とても高評価です。
楽天市場などのネットショッピングからでも購入ができますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
低価格で小さい子でも取り外しが楽なワンタッチ式も
このチェストベルトは低価格であるのと、ワンタッチで取り外しができるタイプなど3種類のバックルタイプから選べるのでとてもおすすめです。
なんといっても送料がかかっても、1000円しないというリーズナブルなところが魅力的!
ランドセルメーカーが出している商品だと2000円前後してくるので、ほぼ半額ぐらいの金額で買えちゃうのです。
また、21種類もの豊富なカラーがあって、ここ最近多彩なランドセルにも合わせられるというのも魅力的なポイントのひとつです。
3つのバックルの種類も、防犯で使えるホイッスルが付いているものなど、小学生の登下校にももってこいの商品です。
とりあえず試してみたいというには、後付けチェストベルトの中ではおすすめですよ♪
ランドセルの肩ベルトカバーをするのもおすすめ!
ランドセルの肩ベルトのカバーをするのは、重みからくる痛みが軽減されたり、フィットの状態が食い込まずにちょうどいい感じになったりとおすすめです!
また、チェストベルトを使うのにも肩ベルトをすることで使いやすくなる場合もあるので、併用してもOK!
- ランドセルの重みからくる肩への痛みが減る
- チェストベルトをつける際にズレにくくなる
肩ベルトカバーをすることのメリットを紹介していきます。
ランドセルの重みから感じる肩の痛みが減る
肩ベルトカバーをすることでクッション性が高まるため、重みから感じやすい肩の痛みが軽減します。
ここ最近の小学生のランドセルの中身はタブレット等が増えたために重くなったと言われています。
その重さは、平均で4キロぐらいと言われていて、重い子では10キロ近くの荷物を持っていることも。
うちの長男坊もいまだにランドセル背負ったときに重さでよろけることも…(>_<)
そのため、肩にその重さがグッとかかることから肩こりの状態になったり、また肩ベルトで擦れて痛くなったりするということが起きているのです。
ランドセルは毎日ほぼ背負うものなので、そういった痛みなどは対策をしてあげたいところですよね。
そこでおすすめなのが、肩ベルトのカバーです。
カバーをつけることでクッション性がかなり変わってくるため、痛みに敏感な子どもからすると安心して背負うことができます。
種類として、本当に肩の部分しかカバーされない形がありますが、子どもによっては脇、胸の辺りに違和感がある子もいるので、長めのカバーがおすすめですよ。
こちらの商品は、クッション性はもちろんのこと、肩ベルト以外の場所にも止められるズレ防止のフックもついているため、背負うのに慣れていない低学年にもバッチリです!
チェストベルトをつける際にズレにくくなる
肩ベルトカバーをつけることで、チェストベルトがずれにくくなるのでとてもおすすめです!
チェストベルトで見かけるデメリットで1番多く見かけるのが、上下にずれてしまうということです。
このズレの原因は、肩ベルトの素材となる革や人工革だと滑りやすく、またチェストベルトと肩ベルトと多少の隙間が空いてしまうということです。
肩ベルトカバーをすれば厚みもそこそこあるため、その上からチェストベルトを巻けばズレが軽減されるのです!
まとめ
- ランドセルのチェストベルトがいらないのは、身体が大きくなってくる高学年ぐらいからが目安になってくる
- 肩ベルトのズレを防ぐ、身体にかかる重さを分散させる、ランドセルを身体にフィットさせ安定させると言うのが、チェストベルトのメリット
- チェストベルトはいらないと思って初めに購入しなくても、後付けできるものもある
- 商品としては、ズレにくさ、取り外しのしやすさがチェックポイント
- ランドセルの肩ベルトカバーもつけるのはおすすめ
- 肩ベルトカバーをすることで肩にきやすいランドセルの重さによる痛みが軽減される
- 上下にズレやすいチェストベルトも、肩ベルトカバーの上から止めることによってズレにくくなる
ランドセルを安定して背負えるようにしてくれるチェストベルト。◯◯だからいらないという考え方は少し難しいかもしれません。
ランドセルが重いと思う低学年、身体の小さい子、それこそここ最近荷物が重くなっている現代では、お助けアイテムのひとつなのは間違いありません。
もちろん、本人のつけたいつけたくないという意志も大切ですが、登下校へ少し不安があるお子さんには一度試してもらってもいいアイテムだと言えるでしょう。
上下にズレてしまうと使いにくくなってしまうチェストベルトですが、こちらの商品はそのズレにくさがおすすめのポイント!
肩ベルトと合わさる部分にゴムが付いているため、滑りにくくなっているのです♪
どのランドセルにも対応できる作りなので、おすすめですよ。
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